一休善哉の日
1月25日の日曜日。京田辺市にある一休寺を訪れました。
一休寺では毎年1月の最終日曜を「一休善哉の日」として
絵馬の奉納・善哉の接待が行われます。
参道を進んで行くと受付があり
「一休善哉の日」は受付で、この封筒を手渡されます。
中には絵馬と名前を書く紙、そして善哉券が入っていました。
参道を進んでいこうとすると
一休さんのお墓の門が開かれていました。
一休さんは後小松天皇の落胤とされ、お墓も宮内庁の管理ですが、
この日は扉が開かれており、中の風景を眺める事が出来ました。
庫裏から方丈へと進みます。
中にいらっしゃった副住職に挨拶させていただきました。
方丈前の部屋で受付で手渡された封筒の中にある絵馬と名前を書く紙を書きます。
絵馬には誓い言を書きます。名前を書く紙は奉納者の名前を呼んでくれる為です。
方丈で法要が終わった後は、プチ座禅が行われました。
法要に来られていた方全員が警策で肩を叩いていただいていました。
方丈前には枯山水庭園が広がっており
天候にも恵まれて美しい風景を眺める事が出来ました。
庭園横の場所の通常に入れない場所がこの日は通路として
開放されており、華頭窓がある事を初めて知りました。
境内を散策させていただきました。
石畳が続くこの参道がお気に入りです。
境内の一角には、アニメでも有名なあの橋がありました。
絵馬もしっかりと奉納させていただきました。
絵馬の奉納の後は善哉の接待があります。
「善哉接待所」の貼り紙がありました。
善哉を頂けるのは通常非公開の「江庵」にて。
一休禅師が大徳寺の住職からお餅の入った小豆汁をご馳走に
なり、「善哉此汁(よきかなこのしる)」と仰った事から
「善哉(ぜんざい)」という名前がついたと言われています。
中に入り、暫くして善哉を持ってきていただきました。
一緒に添えられてたのは一休寺納豆。
独特の塩気を感じる味はたんぱく質を補給する栄養源、
保存食として親しまれてきました。甘い善哉にはいい箸休めにもなりますね。
善哉も良い小豆を使って作られており、湯気が立ち上る熱々の状態で
頂く事が出来ます。非常に美味しく頂く事が出来ました(^^)